金属筐体の空洞共振(直方体)
金属筐体の幅・奥行・高さから、直方体空洞の低い共振周波数を4つ求めます。
計算例
入力: 幅 a 300 mm, 奥行 b 200 mm, 高さ d 100 mm
結果: 第1共振(最低) 900.764 MHz, 第2共振 1249.14 MHz, 第3共振 1580.04 MHz, 第4共振 1675.89 MHz
結果: 第1共振(最低) 900.764 MHz, 第2共振 1249.14 MHz, 第3共振 1580.04 MHz, 第4共振 1675.89 MHz
計算式
f(m,n,p) = (c/2) · √((m/a)² + (n/b)² + (p/d)²)
m、n、p は 0 以上の整数で、2つ以上が 0 でないこと
空の直方体が前提(内部に部品があると周波数が下がり Q が変わる)
解説
中空の金属箱は f(m,n,p) = (c/2)·√((m/a)² + (n/b)² + (p/d)²) で共振します。m、n、p は 0 以上の整数で、2つ以上が 0 であってはなりません。最も低い共振は最長の2辺が作るモードです。例(300×200×100 mm)では最低共振が約 900.8 MHz、次が 1249 MHz、1580 MHz です。共振周波数では内部の電磁界が大きく強まり、シールド効果が劣化することがあります。
実務のヒント空の箱を前提とした値なので、基板や部品が入っていると実際の周波数は下がり、Q も低下します。特定の周波数でエミッションが急に大きくなる場合は、クロック高調波と空洞共振が重なっていないか確認してください。対策は吸収材、仕切りによる寸法の変更、隙間の低減です。
関連する計算ツール
計算結果と要約は参考情報です。認証や試験成績書には、最新の規格原文と校正済み機器の値を使用してください。 最終更新: 2026-10-10